洛東化成工業株式会社

エンチロン S-KTL(中性・広温度活性セルラーゼ液体酵素剤)

エンチロンS-KTLは中性のpH領域、かつ低温~高温で作用するセルラーゼ液体酵素剤です。そのため燃料使用量が削減され、省エネなどの環境対策にも貢献します。
セルロース繊維、特にStandard Tencel ・ Tencel LFのバイオ加工(毛羽取り)には絶大な効果が期待できます。またコールドバッチ処方も可能なため、様々な使用方法に幅が広がります。
エンチロンS-KTLはケバ取り効果と使い易さを追求し、液体化された画期的な酵素製剤です。

特 性

  1. 綿・麻・レーヨン等のセルロース系素材、特にテンセルやポリノジック繊維のバイオ・毛羽取り加工に最適です。
  2. 中性で作用するため、pH調製剤を併用する必要がありません。
  3. 低温での処理が可能なため省エネになります。

Bio加工データ

試験布:Standardテンセル織物、
Standardテンセルニット筒縫い(茶染め毛羽だし済み)

洗濯堅牢度試験機 使用
浴 比 1:20
各酵素薬剤 1、2、3、4、5g/ℓ
処理温度 35℃×30~60分→80℃×10分(失活)
55℃×30~60分→80℃×10分(失活)
≪毛羽取り性能≫
  1g/ℓ 2g/ℓ 3g/ℓ 4g/ℓ 5g/ℓ
テンセルニット(35℃) 4 5 5 5 5
テンセルニット(55℃) 5 5 5 5 5
テンセル織物(35℃) 4 4 4.5 4.5 5
テンセル織物(55℃) 4 4.5 5 5 5
【未処理布を評価1とする】

試験布:綿ニット(黒染め、紫染め毛羽だし筒縫い済み)

洗濯堅牢度試験機 使用
浴 比 1:20
セラミックボール 3個
各酵素薬剤 1、2、3、4、5g/ℓ(紫リブ生地)
2、4、6、8、10 g/ℓ(黒生地)
処理温度 55℃×30~60分 → 80℃×10分(失活)
毛羽の状況を見やすい様、黒染めしていますが、黒染め生地は白生地に比べ酵素量を2倍必要とする為、2~10g/ℓ使用しています。
黒生地2g/ℓと白生地1g/ℓは同等とし、グラフを作成しています。

性  質

使用例

綿の改質
エンチロンS-KTL 0.5~2g/ℓ
温度 35℃~55℃
時間 30~60分
浴比 1:10~15
→ 失活  80℃×10分
テンセルのケバ取り
エンチロンS-KTL 3~5g/ℓ
温度 55℃
時間 45分~60分
浴比 1:10~15
→ 失活  80℃×10分

本記載事項は弊社実験室及び現場試験よりデータを集めたものではありますが、御需要各位に於かれましての実験の作業を確実に保証するものではないことをご了承下さい。